「警察官を辞めたいけど、転職して後悔しないかな…」
「警察官から転職するなら、どこがいいんだろう?」
そんなふうに悩んでいませんか?
我が家の夫は、警察官から市役所職員に転職しました。
今回は、
👉 辞めようと決めたきっかけ
👉 在職中の転職活動の進め方
👉 転職して後悔したこと
を夫に聞いてみました。
■結論 後悔は「給料」と「肩書き」。それでも夫は「嫌なら辞めちゃえ」
まず結論から。
👉 夫が転職して後悔したのは「給料が下がったこと」と「警察官という肩書きがなくなったこと」
👉 それでも、迷っている警察官には「他に道はいっぱいある」と伝えたい
人生一度きり。やりたいことやろう!嫌なら辞めちゃえ笑
ここから、夫が転職を決めるまでと、転職してみてのリアルを順番に見ていきますね。
■ 夫が「辞めたい」と思ったきっかけ
夫が本格的に辞めたいと思ったのは、勤務10年目ごろでした。
辞めようと思ったきっかけって、何だったの?
交通捜査係になって、責任が重くてプレッシャーが大きかった。不眠になったり、肌荒れがひどくなったりしてさ。
👉 眠れない、肌がボロボロになる。プレッシャーは、体にはっきり出ていました。
不眠といっても、薬を飲むほどではありません。ただ、夜中に何度も目が覚めてしまう。たぶん緊張感からだったと思います。ニキビは一年中できていて、病院に行っても治りませんでした。
あの頃、ほんとに大変そうだったよね…。
ところが、転職した途端にニキビが治り、夜中に起きることもなくなりました笑 どれだけ気を張っていたんだろう…と、今になって思います。
「まだ頑張れる」と思っていても、体のほうが先に限界のサインを出すことがあります。もし今、同じような症状が出ているなら、それは我慢しすぎのサインかもしれません。
交通から離れたくて異動願いを出したものの、うまく理由をつけられて通らなかったそうです。
その部署で2年くらいは我慢したけど、もう異動させてくれないんだろうなって。不信感とか諦めとか、割り切りもあって、限界が来た感じ。
👉 「頑張っても環境が変わらない」と感じたことが、決定打になりました。
夫が「辞めたい」と思うほどきつかった時期の中身は、別の記事で詳しく聞いています。
👉 警察官は大変?きつい?36時間ぶっ通しで働いた夫に聞いた本音
■ 転職先に市役所を選んだ理由
なんで市役所にしたの?
単純に家から近いっていうのが本音笑 あとは地元で働けたらいいなと思って。
ほかにも、夫が市役所を選んだ理由はこんな感じです。
- 安定している
- カレンダー通りの勤務で予定が組みやすい
- 子どもが小さいので、行事に参加しやすく子育てに力を入れられる
他に考えた仕事はない!市役所一択!希望が全部そろってたのが市役所だった。
● 周りの元警察官はどんな仕事に?
夫の周りで警察を辞めた人には、葬儀屋やスポーツインストラクターに転職した人もいるそうです。市役所のような公務員だけでなく、民間に進む人もいます。
■ 在職中の転職活動はこう進めた
まずは、夫が「辞めたい」と思ってから転職するまでの流れです。
| 時期 | できごと |
|---|---|
| 交通捜査係に配属 | 責任とプレッシャーで、不眠や肌荒れに |
| 勤務10年目ごろ | 「辞めたい」と思い始める |
| 異動願いを出す | まずは今の部署から離れたくて希望を出すが、通らず。異動のためにFP2級・簿記3級も取得 |
| 約2年 | その部署で我慢して働くが、限界に |
| 試験の1か月前 | 公務員試験の勉強を始める |
| 1次〜3次試験 | 四則演算や暗記のテスト、グループワークなど |
| 3次試験に合格 | 職場に「転職を考えている」と伝える |
| 最終面接 | 合格して市役所へ |
👉 試験が始まってから最終面接までは、約半年でした。
● 期間は約半年
夫は警察官として働きながら転職活動をしました。1次試験から最終試験までがおよそ半年だったので、転職活動の期間も半年くらいです。
● 試験勉強は1か月前から。でも出たのは…
試験の1か月前くらいから、公務員試験向けの基礎学力の勉強をしたそうです。ところが…
そういう問題は全く出なかった。簡単な四則演算と暗記のテストくらい。ことわざとか苦手だから勉強したけど出なかった笑
夫の受けた試験は、人柄やコミュニケーション能力を重視していて、グループワークと面接がメインだったそうです。試験内容は自治体や採用枠によって違うので、受ける自治体の募集要項は必ず確認してくださいね。
ちなみに夫は、在職中に異動したい一心でFP2級と簿記3級も取っていました。結局異動はできませんでしたが…。
● 職場に伝えたのは最終面接の前
職場に伝えたのは、3次試験(グループワーク)の合格がわかってから。最終面接の前です。
「転職考えてます。もう3次まで合格していて次が最終面接です。受かったら転職します。不合格だったら続けます」みたいな感じで伝えた。
■ 警察の経験が活きたこと・通用しなかったこと
● 活きたこと:何があっても動じない
市民や業者と話したり、クレームが来たりしても冷静に対応できる。話もちゃんと聞ける。普通の人がテンパる場面でも対応できると思う。
市役所でも、台風や洪水で警報が出たときの避難所開設や、夜中のパトロールなど、突発の勤務命令があるそうです。
夜勤を経験してたから、「めんどうくせえなあ」くらいで特になんとも思わない。病むほどじゃない。
● 通用しなかったこと:言葉づかいと口調
外部の人に「お疲れ様です」って言っちゃって、「お世話になってます、って言うんだよ」って言われた。
あとは口調が強いって言われた。クレームに強気で対応したら、もうちょっと柔らかい口調でって笑
👉 メンタルの強さはそのまま武器になる一方、警察の「当たり前」は少しずつ直していく必要があるようです。
■ 転職して後悔したこと
正直、辞めて後悔したことってある?
後悔したのは給料が下がったこと。
給料がどれくらい変わったかは、実際の給与明細で比べた記事にまとめています。
もうひとつの後悔は、意外なものでした。
「警察官」っていう肩書きがなくなったのが惜しい。辞めてみて気がついた。俺かっこよかったのかって笑
■ 妻から見た夫の転職
収入は減ったので、私がパートに入る日は増えました。それでも、前より夫が家にいてくれるのはやっぱり嬉しいです。
特に喜んでいるのは子どもです。学校や習い事の行事にもだいたい来てくれるようになりました。
メンタル面では、いい意味でも悪い(?)意味でも、ふにゃっとしました笑 緊張感がなくなった、というのが近いかもしれません。
警察官だった頃は、大きな事件を抱えているときや夜勤の前になると、家でもピリッとした空気を感じることがありました。今はプレッシャーがかなり減ったのか、リラックスした表情の日が増えたなと感じます。
最近は、夫がゲームをしている姿をよく見かけます笑 前はゲームをしている日なんてそんなに見かけなかったので、👉 ゲームをする余裕ができたということなのかなと思っています。
■ 「辞めたい」と迷っている警察官へ
最後に、今まさに迷っている現役の警察官に向けて、夫からひとこと。
人生一度きり。やりたいことやろう!嫌なら辞めちゃえ笑 他に道はいっぱいあるから。警察だけが人生じゃないなって。
てか、戻ろうと思えば戻れる制度もあるから。退職した人向けの採用枠があるところもあるしね。人手不足だからね笑
■ 警察官からの転職に向いている人・向いていない人
夫の経験から考えると、こんな感じです。
● 向いている人
- 家族や子育ての時間を大事にしたい人
- 地元で、カレンダー通りに働きたい人
- 部署や環境が変わらないことに限界を感じている人
● 向いていない人
- 給料が下がるのはどうしても避けたい人
- 「警察官」という肩書きにやりがいを感じている人
■ まとめ
- 👉 夫が辞めたいと思ったのは勤務10年目ごろ。異動願いが通らず限界に
- 👉 転職活動は在職中に約半年。試験は人柄重視でグループワークと面接がメイン
- 👉 後悔は「給料」と「肩書き」。動じないメンタルは市役所でも武器になった
- 👉 迷っているなら「警察だけが人生じゃない」